B.LEAGUEの“祭典”が沖縄にやってくる!
全体統括が語るオールスターの楽しみ方
全体統括が語るオールスターの楽しみ方
沖縄アリーナが再びバスケットボールで熱狂の渦に巻き込まれる。「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」が1月12日から14日にかけて開催される。B.LEAGUE史上初の3DAYS開催で、その規模は史上最大だ。
新型コロナウイルス感染症の影響で3年越しとなった沖縄開催だが、8月の「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」に続き、沖縄県で行われるスポーツのビッグイベントとして期待が高まる。B.LEAGUEの“祭典”はどのようなイベントになるのか。今オールスターで全体統括を務めるB.LEAGUEの髙橋彩さんに話を聞いた。
▼「B.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA」特設WEBサイトはこちら
—初の3DAYS開催に至った経緯を聞かせてください。
髙橋:今回は株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメントさまとタッグを組むことになりエンタテインメントに長けた会社さんなので、連携することで、これまでのオールスターをスケールアップしようという話になりました。また、コザ運動公園内には沖縄アリーナだけでなく、沖縄市陸上競技場もあります。立地面を含めたことを考えると、沖縄に行き、試合を観戦して帰るだけではもったいないなと。3日間開催したほうが絶対に盛り上がりますからね。
【BLEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024 IN OKINAWA 概要】
<B.LEAGUE ALL-STAR PARK>
・日程:2024年1月12日(金)〜14日(日)
・場所:沖縄市陸上競技場
・内容:バスケットボールだけでなく、音楽ライブや花火&ドローンショー、フード等、より様々なお客様が楽しめる野外イベントスペース。
・詳細:https://www.bleague.jp/news_detail/id=355656
<ARENA>
・日程:2024年1月13日(土)〜14日(日)
・場所:沖縄アリーナ
・内容
B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME、コンテスト(G-SHOCK スキルズチャレンジ、スリーポイントコンテスト、ダンクコンテスト)B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME、B.LEAGUE ALL-STAR GAME
—12日の前夜祭イベントでは、どのような催しを予定していますか?
髙橋:まずはORANGE RANGE、きいやま商店、D-51、PUFFYら人気アーティストによるライブをおこないます。アーティストライブは軸でありつつ、イベントの最後には花火とドローンショーも予定しています。会場が沖縄市陸上競技場ですので、様々なアクティビティーを楽しめるスペースや、バスケットボールに関係する体験ゾーンも作る予定です(*)。2日目、3日目はARENA会場でおこなわれる試合の模様などをパブリックビューイングで楽しむことができます。
(*) アクティビティエリアには、3日間を通じて3×3コート、20Feetゴール、キッズダンクゴールなど、子どもから大人までバスケットボールを体験できるアトラクションを用意。
—初日はアーティストを応援するファンも楽しむことができるわけですね。
髙橋:PARKイベントの1日目はチケットを販売しますが、2日目、3日目を入場無料で開放します。初日はアーティストのファンの方も多く来場されると思うので、これをきっかけにB.LEAGUEや琉球ゴールデンキングスのことを知っていただくのも狙いです。
※↑最新の情報(チケット有無など)はこちらをご確認ください。
—13日と14日は公園内で「第47回沖縄市産業まつり(*)」が開催されます。
髙橋:1日で約1万人が訪れるようなお祭りです。沖縄にまつわる商品が販売され、体験コーナーなどのブースも出店されます。また普段、空港やお土産屋さんにはない、ここでしか買えない沖縄特産品も販売され、沖縄に住む方々も楽しみにしているお祭りだと聞いていますよ。今回は産業まつりの隣で、沖縄市さん主催の「BASKETBALL FESTA」も開催されます。
(*)沖縄市産業まつりは、沖縄市のグルメや工芸品などを楽しめる他、沖縄市姉妹都市(大阪府豊田市・愛知県東海市・山形県米沢市等)からの出展もあり、他県のグルメも楽しめるイベント
—ワールドカップ、オールスターと、沖縄での機運が高まっています。
髙橋:ワールドカップ前の2022-23シーズンには琉球ゴールデンキングスがB.LEAGUEで優勝しましたよね。オールスター延期は残念な出来事でしたけど、2024年にオールスターゲームを開催できることは皆さんから「すごくいいタイミングだね」、「物語みたいだね」とおっしゃっていただいています。
—髙橋さんからご覧になって、沖縄のバスケットボール熱についてどのように感じますか?
髙橋:やはり次元が違いますよね。街中はもちろん、学校訪問をした時、琉球ゴールデンキングスのTシャツを着ている生徒がいて、バスケットボールの浸透度が全然違うなと。私も何度か沖縄アリーナに行きましたけど、常にお客さんで埋まっていて、チケットを取れないことも多いと聞いています。頭一つ抜けた存在だと感じています。
—競技面以外ではどのような部分を楽しんでいただきたいですか?
髙橋:バスケットボールはそれまで競技を見たことがない人でも楽しめるものだと思っています。また、学生時代に授業などで接したことがある人は多いはずです。B.LEAGUEは、気を抜く暇がないくらい、ちょっとした合間でもお客さんを楽しませる仕掛けがたくさんありますが、今回のオールスターではさらにエンターテインメントが随所に張り巡らされています。こだわりの演出や音楽ライブを楽しんでいただきたいと思います。バスケットボールが中心にありますけど、シンプルなエンタメとして、初心者の方でも楽しんでいただけると思っています。
—今オールスターの一番の目玉は?
髙橋:毎年のようにコンテンツが増えていますけど、今回はどこを切り取っても面白いだろうなと思っています。B.BLACKとB.WHITEによる「B.LEAGUE ALL-STAR GAME」はもちろん、各種コンテスト、「B.LEAGUE ASIA RISING STAR GAME」や「B.LEAGUE U18 ALL-STAR GAME」にもそれぞれの面白さがありますし、演出面でもこだわっていきます。U18の試合を見る機会は少ないと思いますけど、このような晴れ舞台に向けて練習してきた彼らの真剣勝負にもぜひ注目してほしいです。オールスターの目玉としてどれか1個を選ぶのはすごく難しいので、どこを切り取っても楽しいことが魅力です。普段とは違う選手の姿を見ても楽しめると思っています。
※沖縄アリーナではオールスターオリジナルグッズの販売も予定している
—ファンの方々へメッセージをお願いします。
髙橋:オールスターは普段のリーグ戦と異なり、B.LEAGUEの興行としてエンタメ性をより重視したイベントです。お祭りのような感覚で見て、楽しんでいただけたらうれしいです。コアなファンの方は、普段とは違う選手の表情を楽しみにされていると思います。一方で本戦はできるだけ真剣勝負を見せたいですし、こだわりを持って準備しているところです。現地観戦の方、配信を見られる方、どちらの方にも楽しんでいただきたいです。選手たちは昨シーズンから自分の見せ方というか、どのようにして楽しんでもらおうかすごく意識しています。ファンの皆さんにとっても、選手にとっても思い出に残るオールスターにしたいです。
—全体統括の立場として、オールスター開催への想いを聞かせてください。
髙橋:新しい挑戦が多く、格闘する毎日を過ごしています。だからこそ終わった時に「オールスターを開催して本当に良かった」と思えるように成功させたいです。開催まで約1カ月を切りました。我々としてはここからが正念場です。B.LEAGUEに関わる皆さんが楽しんでもらえるように、初心を忘れずに準備していきたいです。
3年越しのBリーグオールスターが沖縄県にやってくる。バスケットボールを中心とした史上最大級のBリーグオールスターに是非足を運んでいただき、沖縄県の魅力を存分に堪能していただきたい。