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ヨガフェスで心も体もエナジーチャージ!

プリミティブな文化が今もなお残るスピリチュアルな島・沖縄に、昨今、都会の喧騒から離れ自然の中でヨガを楽しみたい人々が多く訪れている。

 そんな沖縄の中部に位置する恩納村のムーンビーチで10月31日(金)~11月3日(月)の四日間開催された「沖縄サットサン・ヨガ&ミュージックフェスティバル」。沖縄の大自然の中でヨガと音楽を楽しむことを目的に開催された本フェスは、全国各地から有名講師が一堂に会する、西日本最大級のヨガイベント。朝から晩まで有名講師31名による講座が4日間で約60クラス設けられ、人気のクラスはチケットがすぐに売り切れるという盛況ぶりだった。今回、初開催にも関わらず、2,056人もの参加者があり大成功を収めた。

 太陽が昇り切り、陽の光がサンサンと降り注ぐ朝10時。まずは、フィットネスエクササイズの草分け的存在として全国で活躍する峰岸道子先生の「アーサナを大きく変える肩甲骨ワーク」のクラスに参加。ヨガのポーズに肩甲骨の可動性の改善をどのように反映させていくのかを理論的且つ丁寧に指導してくれた。クラスが終わる頃には、普段の自分のポーズが激変し、肩がスッと軽くなっていたのは驚きだった。

 続いて、無料講座のビーチヨガへ。海を目の前にヨガをする開放感がたまらない人気のクラスだ。
 そして、ビーチのすぐ後ろにある芝生では、沖縄で活躍する松浦有梨先生のクラスが行われた。「自然とつながるヨガ」をコンセプトに開かれたクラスは、松浦先生の優しく透明感のある声とヤシの木の葉擦れの音が心地良く響き、海風が吹き渡る空間でゆったりと進んでいった。普段、幼稚園児から高齢の方まで無理なくできるヨガを指導する先生のクラスは、丁寧で分かりやすく楽しいのが特徴。豊かな自然とつながっていることを感じながら、心も体も開放されていった。。。

 その日最後のヨガクラスは、人気講師達がリレー方式でクラスを進行するサンセットヨガ。DJが織りなすミュージックと沖縄の美しい夕日がシンクロする至福の時間は、最後を締めくくるのにふさわしい。陽が沈み、月が昇ったらヨガフェス第2章の始まり。夜の部のNightでは、さまざまなジャンルのアーティスト達がインド古典舞踊といったヨガ的音楽を紡ぎだす熱い宴が続いた。

 今回、南国独特の空気をまとい、エネルギーに満ちたフェスに参加し、知らず知らずのうちに素の自分を取り戻せていたように思う。これもやはり太陽や海などの大自然をダイレクトに感じることで、自分を開放できたからだろう、エネルギッシュな沖縄のパワーを改めて感じた。
 来年も開催予定なので気になる方はぜひ参加してみてほしい。新たな自分と出会えるかも。