鉄人たちの季節 トライ・ザ・トライアスロン
沖縄では冬から春がスポーツに適した季節。快適な気候のもとマラソン、自転車、ゴルフなど、さまざまなスポーツが楽しめますが、なかでも肉体の力を最大限発揮するという意味で、最高峰といえるのがトライアスロンではないでしょうか。
盛り上がるトライアスロン大会
沖縄のトライアスロン大会は年々開催数も増え、大変盛んになってきました。国内外から多くの参加者が集結します。トライアスロンという過酷な種目に挑む一方、「海を望む絶景や個性あふれる町並」「沿道の温かい応援」「全島挙げて盛り上げるおもてなし」など、沖縄ならではの穏やかな魅力がアスリートたちを包み込みます。そのギャップがアスリートたちを虜にするのでしょうか。最近開催された大会は次の通りです。
久米島トライアスロン大会
2月に開催されることから「日本で最も早いトライアスロンレース」というキャッチフレーズがついています。2016年2月28日に開催された大会は248人がエントリー。日本の渚100選に選ばれているイーフビーチを発着点に、スイム2km、バイク47km、ラン20kmの合計69キロのコースで熱戦が展開されました。
石垣島トライアスロン大会
日本最南端のトライアスロン大会。コースは石垣港近くで行われるスイム1.5km、島をほぼ半周するバイク40km、登野城漁港近くを走るラン10kmで、石垣島の自然も満喫できます。2016年は4月10日に開催され、この季節にしては気温が高めのコンディションでしたが、622人が完走。個人部門の完走率は約95%でした。
全日本トライアスロン宮古島大会
東洋一美しいといわれる与那覇前浜でのスイムに始まり、世界屈指の透明度とされる海にかかる伊良部大橋など絶景のなかで行われる人気の大会。一方でスイム3km、バイク157km、ラン42.195kmとハードなコース設定です。2016年4月17日に開催された32回大会では1546人が出場。女子ではウクライナの選手が優勝、2位にドイツの選手が入るなど、国際大会としての側面も見せました。
希少な夏の大会「あやはしトライアスロン」募集開始
一方、梅雨明け直後の夏に開催される大会もあります。それが「あやはしトライアスロン大会」で、2016年は6月26日に開催されます。沖縄本島のうるま市海中道路ロードパークを舞台とし、コースはスイム1.5km、バイク40km、ラン10km。そのまわりには太平洋の雄大な景色が広がり、まるで海の上を走っているような爽快感にも包まれます。エントリーの申込締切は5月27日。下記WEBサイトよりどうぞ。
http://2015otu.wix.com/otuhp#!info/ca4p
前回大会のハイライト動画を視聴できます!
https://youtube.com/watch?v=UHXq5xnSjTY
フォトレポート 第10回あやはしトライアスロン大会↓ご覧ください!
https://okinawasportsisland.jp/topics/2015/09/-10.php
「いぜな88トライアスロン大会」は10月開催
2016年10月30日開催の「第29回いぜな88トライアスロン大会」は6月が募集期間です。伊是名島は琉球王府ゆかりの地で、手つかずの自然と人情が残る島。レースはここを舞台にスイム2km、バイク66km、ラン20kmの総距離88kmで繰り広げられます。暑さもひと段落して涼やかな風が吹くなか、沖縄の離島の魅力も味わえる大会として毎年多くのリピーターを集めています。エントリーは下記WEBサイトから。
http://izenatriathlon.jp/
大会後の楽しみも満載 うるま市
あやはしトライアスロン大会が開かれるうるま市はもずくの産地として知られています。とれたてのもずくを生で食べられるのは産地ならではのお楽しみ。また、てんぷらやひらやーちー(沖縄風お好み焼き)も絶品です。
また、ここは沖縄随一の闘牛のまちでもあります。体重が1トンにもなる巨大牛同士の激突に観客は熱狂。その迫力は日程が合えば体験してみる価値十分です。
うるま市には世界遺産の勝連城跡もあります。城壁が優雅な曲線を描くこの古城は小高い丘の上にあり、そこから見晴らす太平洋の眺望も感動的。歴史ロマンと絶景に彩られたこのお城にもぜひ足を運んでみてください。
「うるま市の観光情報」はこちら!
http://uruma-ru.jp/