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沖縄最長3,540mの伊良部大橋「走りたい新コース」下見してきました

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 宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋が、2015年1月31日にいよいよ開通する。橋の長さは3,540mで沖縄県内最長、さらに通行料金が不要の橋としても全国一を誇る。二島の取り付け部や海中道路部も合わせると総延長はなんと6,500mにも及ぶ。3,540mは語呂合わせで「サンゴの島」と称する。

 これまで二島間は高速船やカーフェリーが行き来していたが、大橋の完成により、伊良部島とのアクセスがよりスムーズになる。人やモノが行き交い、教育、医療、福祉の面でも生活が大きく改善され、島民はその完成を待ち望んでいた。また、橋の内部には農業用水管や上水道管、電力・通信ケーブルが通り、ライフラインの充実で島の経済の活性化も期待される。

 架橋工事は2006年3月に始まり、伊良部島側と宮古島側からそれぞれせり延ばすように進められてきた。大橋中央部の橋げたを国内最大級のクレーン船で吊り上げて、両側の隙き間にはめ込むという工事のクライマックスで、台風が宮古島に接近。クレーン船が本土に避難する結果となった。波高、風、潮流など気象条件を考慮して練り直し、安全性や確実性が確保できる10か月後にようやく実施された。

 開通を間近に控えた伊良部大橋にひと足早くお目にかかろうと、「スポーツアイランドオキナワ」取材班はこのほど下見に訪れた。6.5kmにも及ぶ大橋を目の当たりにすると、その長さに圧倒されてしまう。スマホでの撮影は写真に収めようにも収まらず、パノラマ機能を使ってどうにか全容を捉えるほどの大迫力だった。

 ミヤコブルーを突き抜けるように山なりに延びる大橋を目にすれば、アスリート魂に火が点かないわけがない。ランやバイクで走りたいという衝動が込み上げる伊良部大橋は、今後人気コースになること間違いなしだ。

 ストロングマンレースと称される全日本トライアスロン宮古島大会では、これまで宮古島と池間島を結ぶ池間大橋、宮古島と来間島を結ぶ来間大橋がバイクコースになっていたが、2015年4月19日に開催される次回大会では伊良部大橋もコースに加わり、宮古島周辺の島々を一筆書きでつなぐ新コースが設定された。

 伊良部大橋への期待は島民だけではない。アスリートにとっても、大橋開通は待ち遠しい。