MARATHON

マラソン

駆け抜けたい道がある。 沖縄の絶景と原風景を走る、離島ランニング。

Healing Sports

何もない、だけどここにしかない景色。

沖縄本島よりもさらに南に位置する八重山諸島の島々には、まだいたるところに沖縄らしい、昔ながらの景色が残っています。都心では味わえない、「何にもない」素朴な魅力を体験できる場所として人気を誇る八重山諸島ですが、今回紹介したいのは、こうした沖縄の原風景が残る島々を駆け抜ける、離島ランの楽しみ方。島々を走るように旅する2人の姿を追いながら、その魅力をお伝えします。

どこまでも走りたくなる、
一本道。

訪れたのは八重山諸島の中央に位置する小浜島。エメラルドブルーの海やマングローブといった南国特有の自然に溢れ、島中に青々としたサトウキビ畑が広がる、のどかで美しい島です。まず2人が走ったのは、サトウキビ畑と牧草地の間をまっすぐに貫いて伸びる一本道、通称シュガーロード。空に向かってどこまでも伸びていくように続くこの道は、走り甲斐のある一本道です。小浜島はかつてNHKの朝ドラ「ちゅらさん」のロケ地になったことでも有名な島ですが、この道は劇中でも頻繁に登場していたこともあり、見覚えのある方も多いことでしょう。シュガーロードを駆け上がれば、赤瓦屋根の「こはぐら荘」が現れます。ドラマのシーンを回想しながら、まっすぐ道を走ってみる。そんな楽しみ方ができるのも小浜島の魅力です。

絶景を見て、感じて、走り抜ける。

小浜島の道路には信号がなく、人口も少ないため車の通行もほとんどありません。また島全体が適度な高低差で形成されているため、ランニングコースとして走りやすい道が続いています。気がつくと、コハマブルーと称される美しい海へと辿りついていました。そんな「走ることの楽しさ」を教えてくれる美しい道が、小浜島にはたくさんあります。


旅先でのランニングでは、疲れたらひと休みしながら、絶景を眺めるのもまたよし。また体力に自信がある方には島内でもっとも標高の高い大岳(うふだき)や、その隣にある西大岳展望台へ足を運んでみるのもおすすめ。頂上からは、周辺の八重山諸島の島々をはっきりと見渡せます。 島の西端、細崎(くばざき)までたどり着いた2人。およそ2km先の対岸には、沖縄本島に次いで2番目に大きな島、西表島(いりおもてじま)の雄大な姿があります。 目の前に広がる西表島の大自然を眺めながらストレッチ。この景色も、小浜島に来たらぜひ眺めておきたい絶景です

沖縄の原風景を、走ろう。

続いてやってきたのは、竹富島。石垣島からのアクセスがよいことや、昔ながらの沖縄の美しい自然と街並みを楽しむことができるとあって、多くの観光客が訪れる島です。島はさほど大きくなく、1~2時間程度あれば、ぐるりと一周走ることができます。

竹富島の集落は 、国の重要伝統的構造物群保存地区に指定されています。真っ白なサンゴ砂の道に、石垣の塀と古民家の赤瓦、そして咲き誇る色鮮やかな花々。まさに沖縄の原風景とも呼べるこの景観こそが、この島の魅力。どこかなつかしさを感じる町並みを走ると、まるで昔の沖縄にタイムスリップしたかのような気分に浸ることができます

集落を南に抜けて、外周道路を時計回りに走っていくと、カイジ浜や、コンドイ浜といった竹富島の代表的なビーチを巡ることができます。さらに進むと、2人が今回の旅のゴール地点に設定していた西桟橋(にしさんばし)が姿を現します。程よい疲労感と達成感に包まれながら、桟橋の先に広がるエメラルドブルーの海を2人はいつまでも眺めていました。2005年に国の登録有形文化財に登録された、西桟橋。今は桟橋としては使われていませんが、その美しさゆえに、人気の観光スポットになっています。竹富島を訪れたら、ぜひ走ってみたいポイントの1つです。

沖縄の絶景と原風景を走る離島ランニングを、是非一度試してみてはいかがでしょう。

アクセス

竹富島、小浜島を訪れるためには、石垣島発着の定期船に乗船する必要があります。小浜島と竹富島を結ぶ航路もあります。時刻表、料金等の詳細は各船会社WEBサイトでご確認ください。

安栄観光
http://www.aneikankou.co.jp/

八重山観光フェリー
https://www.yaeyama.co.jp/

石垣島ドリーム観光
http://ishigaki-dream.co.jp/

乗船場:石垣港離島ターミナル
住所:沖縄県石垣市美崎町1番地

竹富島へのアクセス
所要時間:直行の場合約10~15分

小浜島へのアクセス
所要時間:直行の場合約25~30分、竹富島経由の場合約40分