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MY ROOTS OKINAWA vol.2 山里愛さん

Interview

Profile
山里愛/Ai Yamazato 沖縄県豊見城市出身。小学生のころは男子に混じって野球に没頭し、ピッチャーとして活躍していた。中学生になって知り合いのすすめでゴルフを始める。2011年プロテスト合格。2014年にはステップアップツアーの山陽新聞レディースカップで初優勝を果たす。

みなさん知ってました?

みなさん知ってました?"ゴルフ天国"沖縄の魅力

 一年を通じて"あたたかい"気候の中でプレーが楽しめる沖縄では、「冬でも半袖OK」な程ゴルファーにとってはとても快適な環境が整っている。また、"誰もが憧れる"オーシャンビューのチャンピオンコースだけでなく、初心者や女性にもおススメできる幅広いコース設定があることも魅力の一つかもしれない。今回は、沖縄ゴルフ界の若手有望株として期待されている山里愛選手に、そんな沖縄でのゴルフの楽しみ方を"若手女子プロゴルファー"の目線から語ってもらった。

本土とは一味違う!沖縄ならではの

本土とは一味違う!沖縄ならではの"ゴルフ環境"

 沖縄ではゴルフは大衆スポーツという考え方が根付いて、そのため子どものころからゴルフを始める人は多い。山里愛さんもその一人で、ゴルフを始めたのも中学生の時だという。
 「ジュニアの試合に出るようになったりすると、同年代くらいの子といっしょにプレーしますから、友達は多くできました。仲間がたくさん近くにいるという安心感はありましたね」
 沖縄からプロが多く巣立っている背景には、こうしたゴルフ環境のよさがあるのかもしれない。

 また、沖縄本島であれば、ゴルフ場が数多く点在しているのでどこのエリアに宿泊しても容易にアクセスしてプレーできる環境があり、18ホールをスル―プレーで一気に回れるので、アフターゴルフの時間もたっぷりととれる。本土のゴルフ環境と比較してほしい。ゴルフ好きにとってこれほど嬉しい環境はなかなかないし、地元沖縄では老若男女がいつでも気軽にゴルフを楽しんでいる。実際、定年退職者で年間100ラウンドするつわものもいるのだとか。

 ゴルフを身近に感じられる環境があるからこそ、皆が憧れる"沖縄ゴルフ"があるのかもしれない。

沖縄でゴルフを始めるならココ。
ショート&ミドルコースで観光しながらお気軽に

沖縄でゴルフを始めるならココ。ショート&ミドルコースで観光しながらお気軽に

 そんな恵まれた環境をもつ沖縄でゴルフ人生をスタートさせた山里さんに、これからゴルフを始める人向けのコースを聞くと、まずはロングコースではなくショート、ミドルコースがおすすめという。

沖縄でゴルフを始めるならココ。ショート&ミドルコースで観光しながらお気軽に

沖縄でゴルフデビューの方には -西原グリーンセンター

 「初めての方にまずおすすめしたいのが西原グリーンセンター。ここは練習場とコースが併設されているんです。距離も短い9ホールのショートコースで、練習してすぐコースに出られるので初心者の方もうまくまわれると思います。それに、ショートコースは比較的時間がかからないので、観光の時間もうまく作れるのが魅力的ですね」

 西原グリーンセンターから車で10分ほどの所には、きらきらビーチという長さ550mの広大なビーチがある。練習してコースをまわり、きらきらビーチへ足を伸ばすのもおすすめ。季節によっては海で泳いだり、バーベキューも楽しめる。

フラットなコースが初心者に安心 -パブリックゴルフうらそえ-

 「パブリックゴルフうらそえもいいと思います。真っすぐなコースで、少しアップダウンがあるぐらいで、ほぼフラットです。初心者の方もすごく楽しめると思いますよ」

 パブリックゴルフうらそえは浦添市にあるショートコースで、山里さんがいうようにフラットなホールが多く、緑がたくさんあって風景の変化も楽しめる。
 高速道路の西原インターから車で5分ほどとアクセスがよい上、プレーフィーもリーズナブルで地元でも人気のコース。

少し慣れてきた人には -南山カントリークラブ-

 「少し慣れてきた人には、ミドルコースの南山カントリークラブもおすすめです。私がジュニアのころ、夏休みはほぼ毎日行っていたというぐらい、すごくお世話になりました。ここで開催されたジュニアの大会で準優勝したことがあり、自分にとっても思い出深いコースです。「パブリックゴルフうらそえ」より少し難しくて、ゴルフしたぞ~って気分になれるからイチオシです」

 南山カントリークラブは糸満市にあり、太平洋を見下ろす美しいコース。那覇空港から車で40分ほどで、近隣には海が見えるロケーション抜群のカフェが点在しており、アフターゴルフの楽しみも豊富。

 ショートコース、ミドルコースが充実している沖縄では、朝からゴルフを楽しみ、午後は観光をする、そんな楽しみ方ができるのも魅力の一つ。

本格派にはココ。若手女子プロのおすすめコース&攻略法。
本格派にはココ。若手女子プロのおすすめコース&攻略法。
琉球ゴルフクラブ

本格派にはココ。
若手女子プロのおすすめコース&攻略法。

 ある程度自信がついたらここもいいという、山里さんも沖縄でよく利用するコースの魅力と攻略法を紹介してもらった。いずれも山里選手が腕を磨いたコースなので、女性にもおすすめ。

 「ずっと所属していた琉球ゴルフ、うちから近いサザンリンクス、それに那覇ゴルフもいいですね」

女子プロトーナメントの舞台 -琉球ゴルフ倶楽部-

 「沖縄唯一の女子トーナメントが開催されるコースで、コンディションがすごくいいし、グリーンもスピードが出るので攻略しがいがあります。セカンド地点にバンカーがあるので、まずはティーショットを綺麗にフェアウェイに置くことが大事。地元のゴルファーにも人気のコースですね」

 琉球ゴルフ倶楽部は南城市にあり、毎年3月に女子プロの開幕戦であるダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントが開催される。

沖縄ならではの海越えコース -ザ・サザンリンクス・ゴルフクラブ

 「何よりも景色がいい。海越えのホールがいくつかあって、もう断崖絶壁ぐらい高くて、みなさん、ティーショットは海に向かって打つんだ!とかすごく楽しそうにプレーされていますね。ポイントは沖縄の海風。向かい風の時にはいつもより2つ上のクラブを使ってもいいぐらいです」

 ザ・サザンリンクス・ゴルフクラブは八重瀬町にある。太平洋に面した、景色のよさでは沖縄でも指折りのコースだ。

沖縄の名門コース -那覇ゴルフ倶楽部―

 「クラブハウスもリニューアルされてすごく綺麗なゴルフ場になっていて、名門といえます。私も国体の予選でプレーさせていただいたことがあって、難しいんですがほんとうにやりがいのあるコースですね。狭いホールも結構あるので、ドライバーに自信のない方でしたら、刻んでもらった方がうまくいくと思います」

 那覇ゴルフ倶楽部も八重瀬町にあり、那覇市内から車で30分ほどとアクセスがいい。太平洋を見晴らすリゾート感たっぷりのコースで比較的フラットだが、海風をうまく利用したり、グリーン周辺にバンカーを配置したりと、戦略性を高めたコースが特徴。

日焼けは予防できるので安心、原色ファッションを楽しもう

日焼けは予防できるので安心、原色ファッションを楽しもう

 沖縄といえば日差しの強さが特徴的。日焼けを気にする女性も多いだろう。それでゴルフに二の足を踏む人もいるかもしれない。だがきちんと対策すれば恐れることはないと、山里さんはいう。
 「たしかにプレー中は太陽の光を浴びます。ですがインナーと長いズボン、それに日焼け止めスプレーがあれば大丈夫です。私は3ホールに1回ぐらいシュッとスプレーしますが、それで日焼けは気になりません。またスカートでも中にタイツのようなものをはけば日焼けしません。だから日焼け対策しながらオシャレも楽しめるんですよ」
 そのオシャレだが、山里さんは原色の服を着るのがおすすめだという。「試合のときは私も黄色を着たりして気合いを入れるのですが、沖縄のゴルフ場って原色が似合うんですよ」
 たしかに木々や芝生の濃い緑、抜けるような青空、紺碧の海・・・原色の服はそれらに映えるだろう。テンションが上がってスコアもアップするかもしれない。

アフターゴルフの楽しみ方、山里愛流
アフターゴルフの楽しみ方、山里愛流

アフターゴルフの楽しみ方、山里愛流

 観光地としてたくさんの楽しみ方がある沖縄。"沖縄ゴルフ"のプレー後におススメしたい、山里さんの"アフターゴルフ"の過ごし方を聞いた。

まるでカリフォルニア気分!? -北谷アメリカンビレッジ-

 「私は友だちと北谷に行くとリフレッシュできます。外国人が多いし、街並みもアメリカっぽくて好きですね」
 山里さんがおススメするアメリカンビレッジには、直径50mの大観覧車や8つのスクリーンを持つ映画館、大型ショッピングモールなど、まるでウエストコーストを意識したようなエリアが広がっていて、気分転換にはもってこいの若者に人気のスポット。

やっぱりドライブ! -ゴルフ後に巡る沖縄観光と絶品グルメ-

 「南部や北部にはゴルフ場がいっぱいありますよね。朝から始めれば、お昼ごろにはワンラウンド終わるので、午後はドライブもおすすめですよ。景色は最高ですから、走っているだけで、沖縄に来た~って気分になれます」
 やっぱり沖縄らしい絶景を楽しむならドライブ、という山里さん。彼女自身も、試合後のリフレッシュで良く車を走らせるのだとか。
 「南部だったらおきなわワールドがいいと思います。あそこには玉泉洞という鍾乳洞があるので、特に夏、プレー後にそこに入ると、ひんやりした空気が涼しくて、とても気持ちがいいんですよ」
 「北部の場合だと、海沿いの国道58号をずっと走るだけでなんかやっぱり沖縄に来た、って言う気分になれると思いますし、そこでブルーシールのアイスクリームだったりとか、沖縄そばだったりを食べると、すごく楽しいと思います。たまたま見かけたお店に入っても、どこもすごくおいしいですよ!」

 ワンラウンドした後のほてった体を鍾乳洞でクールダウンしたり、アイスクリームに舌つづみを打ったり、あるいはおいしい沖縄そばにぬくもりを感じたりする。そして美しい海を眺めながらのドライブを楽しむ。ゴルフを中心にしながらも観光やグルメも満喫でき、しかも季節を問わない。沖縄ならではのアフターゴルフの楽しみ方、ぜひ試してみては。

県内ゴルフコース一覧も掲載。沖縄のゴルフ情報はこちらから!